MITマーティン・トラスト・センター
MITマーティン・トラスト・センター訪問 (10:00~11:00)
ボストン訪問は今回で2度目となります。宿泊したケンブリッジ市はマサチューセッツ工科大学(MIT)があり、チャールズ川を渡ったボストン中心部の対岸にあります。同じくケンブリッジに所在するハーバード大学とも非常に米国を代表するイノベーションエコシステムの中心的な大学となっています。
起業家教育の分野で九州大学と交流がある「MITマーティン・トラスト・センター」を訪問しました。1990年に設立、MITでは年間900社もの新会社が設立されており、九州大学がQREC立ち上げにあたり本センターに滞在し、大学におけるアントレプレナー教育のあり方を調査し設立、構想をまとめたとのことでした。
マサチューセッツ工科大のビル・オーレット同センター長兼教授から、MITマーティン・トラスト・センターの活動や起業家教育に関する講義やその内容、起業家精神について説明をして頂きました。自ら複数のベンチャー企業の社長、役員であり、マサチューセッツ工科大の起業家教育を担う講師の1人でも有ります。特にビジネスプランの作り方、投資家側から見たビジネスプラン、有益なプレゼンテーション、市場調査、セールスマネージメント、ビジネスモデル、法務など、多岐にわたる内容を学ぶことができます。
「個」ではなく「チーム」で会社設立の訓練を進めていく重要性を学び、失敗を恐れず早い展開で挑戦を重ねていく姿勢や人材の流動性を認める風土の醸成は本県としても学ぶべき点であると思います。今後は本県でも「スタートアップ」企業の醸成や発掘、その勢いを伸ばしていく施策が必要と感じました。
〇アントレプレナーシップとは、*現状の枠を超えて課題を発見し、リスクを取りながら新しい価値や事業を生み出そうとする起業家精神(起業家的行動能力)*を指し、起業家だけでなく企業内人材や学生にも求められる姿勢のことです。


マサチューセッツ州政府
マサチューセッツ州政府訪問(12:00~13:00)
マサチューセッツ州の人口は(2020年実施国政調査)7,029,917人で、首都はボストンです。
そのボストン中心部のビーコンヒルズにあるマサチューセッツ州政府を訪問しました
マサチューセッツ州政府では、モーラ・ヒーリー(Maura Healey)州知事と面会を行いました。両県州のビジネス交流を促進していくとの発言がありました。
その後は、福岡にも滞在されたこともあり、日本語も少し話せる、マサチューセッツ州政府のハオ経済長官との対談を行いました長官からは、両県州の交流を促進していくことを確認するとともに、バイオ分野における投資や具体的なビジネスの実現に向けて取り組みたいと力強いお言葉を頂きました。


モデルナの本社
コロナウイルスのワクチンであるmRNA(メッセンジャーアールエヌエー)技術の先駆者であり、バイオテクノロジー企業のモデルナの本社を訪問しました。
モデルナ社側から、同社のこれまでの成長の推移や今後の事業計画等について説明をして頂きました。


駐ボストン日本国総領事館 (17:00~17:30)
ボストンの中心部のビルの中にある駐ボストン日本国総領事館の鈴木光太郎総領事を表敬訪問しました。今回の視察・訪問での々な調整に対しての御礼や今後のご連携について会談を行いました。
ピッチイベント「フクオカイノベーションナイト」 (18:00~20:00)
現地の製薬企業やベンチャーキャピタル等を対象としたピッチイベント「フクオカイノベーションナイト」が開催されました。在ボストン日本国総領事館と同じビルで行われ、約150名が来場しました。
服部知事は、パワーポイントを使い「『世界から選ばれる福岡県』への挑戦」と題し、本県のバイオ産業振興策についてプレゼンテーションを行いました。現地企業やベンチャーキャピタル(VC)関係者らに、福岡への進出や福岡発バイオ産業への投資をアピールしました。
福岡県は県南の久留米市を中心として「バイオ産業」の集積を進めており、今回訪問したボストンなどと交流を深めて今後のビジネスを広げることが出来ればとの思いを発言されました。
その後は県内スタートアップ3社である「HIROTSUバイオサイエンス」、「株式会社フェリックス」、「CUBICStars」から自社の持つ技術及び事業等についてプレゼンテーションが行われました。
イベント後、場所を移しての交流会では、それぞれの企業や行政などがビジネスに繋がるネットワーキング作りが行われました。

