福岡県議会では、早期に議決が必要な河川の護岸等の整備 ・ 港湾の航路浚渫や岸壁補修等、能登半島地震を踏まえ、地震や津波被害の調査に向けた費用などを盛り込んだ一般会計の総額で105億円余の今年度の補正予算が可決・成立しました。今後は決算特別委員会が開催され、10月9日に閉会する予定です。主な予算項目は以下の通りです。

<安全・安心の確保>
○道路の安全を確保  75億522万余
・通学路の歩道や災害時の緊急輸送道路の整備等を実施
○洪水災害防止、港湾の老朽化対策等を実施  9億5,736万円余
・河川の護岸等の整備を実施 ・ 港湾の航路浚渫や岸壁補修等を実施
○能登半島地震を踏まえ、地震・津波対策を強化  2,674万円余
・海域活断層による地震・津波被害想定調査の必要性を判断するための予備調査を実施
・警固断層ほか3つの主要活断層による地震被害想定の再調査を実施

<地域活性化>
○「よかバス」を活用し、「大阪・関西万博」への訪日客の本県誘客  1億5,334万円余
○高校生へ優れた技術や将来性を有する県内企業の魅力を紹介し、就職を促進  1,228万円余
○世界初の卓球男女シングルス・ダブルス同時開催となる「WTTFINALSFUKUOKA2024」を契機としたスポーツ振興  1,026万円余

<その他>
○知事選挙関連経費  18億4,851万円余
・ 投票所・期日前投票所の設置等に対する市町村への交付金、選挙啓発のためのSNS広告等

(画像 NHK福岡放送局 ニュース845より)