筑前黒田藩御用窯「高取燒本家味楽窯」の窯開きを訪問しました。15代 ⻲井味楽先生ともお会いできました。

 高取焼は福岡藩の藩祖、黒田如水・初代藩主長政父子が朝鮮から八山という陶工を連れ帰り、1606年直方市の鷹取山の麓に窯を開かせたのが起源とされています。四代藩主の黒田綱政は八蔵の子孫を早良郡西新町の山に招き、黒田藩御用窯として陶器をつくらせ、高取焼味楽窯はここにルーツをもつものとのことです。

 そして、本日初めて高取焼を購入しました。窯開き限定の巳年の茶盌です。
博多織や高取焼きなど日本の伝統と文化を今日迄伝え、栄えてきた福岡に由来の逸品は最高です。
味楽先生、素敵な時間を有難うございました。