地域防災に関する議員勉強会講が開催されました。講師として内閣府大臣官房審議官(防災担当)の河合宏一氏をむかえて「最近の地域防災における動きと県議会の役割」について講演が行われました。
 講師は平成23年から3年間福岡県企画地域振興部次長としてご尽力頂いたこともあり、防災のプロフェッショナルです。

〈災害時に想定される議会の役割〉

1. 地域での支援活動
・主に地域の一員として、避難所の運営支援、在宅避難者情報のニーズ把握など

    2.情報収集と災対本部への情報提供
    ・窓口を議長や事務局に一元化して文書でやり取り

    3.災対本部情報等の住民への提供、情報発情
    ・特に、在宅避難者や高齢者・障がい者への重要情報提供

    4. 視察の受入れ
    ・執行部が視察受入れで時間や人手を取られると応急対策に支障
    ・外部支援を訴える貴重な場

    5. 要望活動
    ・職員が時間をかけて手続を踏むよりも、議会がその政治力を活かして国や関係機関に要望ることで早期に実施可能

     副議長の時の九州北部豪雨の対応を思い出しました。議員としての災害時の対応や県の責務と権限、激甚災害制度などについても勉強する事が出来ました。