【視察④】日本製鐵(北九州市)

 北九州市戸畑区の日本製鉄を訪問しました。東京ドーム約150個分の広大な戸畑の敷地です。
概要説明の後、鉄鋼製品の製造工程(高炉工場や熱延工場)を見学しました。
この地区では世界最大規模の電炉の建設が始まって、将来的に年間約200万トンの鉄を生産できるとの事です。
 これまでの高炉では、石炭由来の燃料を利用して原材料を溶かし、鉄鉱石などと鉄を作っていました。
電炉では電力を利用して鉄を作ることで、二酸化炭素の排出量を大幅に削減します。

 2029年度中の稼働を開始し、2030年度中に現在の高炉から電炉に完全移行する予定です。
 次のカーボンニュートラルの時代を見据え、大きくプロセスを転換している日本の基幹産業を視察できました。

【視察⑤】北九州響灘洋上ウインドファーム(北九州市)

 北九州市若松区にある「北九州響灘洋上ウインドファーム」を視察しました。

 響灘沖では国内最大規模の洋上風力発電所が営業運転を開始しています。
海面からの高さが約200メートルある巨大な風車が25基(単機の設備容量 9,600kWの風車 )設置され、
発電能力は合計最大22万キロワットと、風力発電所として国内最大規模です。
発電量は一般家庭の 17万世帯分にあたる年間約5億kWh。北九州市の世帯数の4割に相当します。
また、CO2削減効果は年間約 27万トンと見込まれ、北九州市の家庭用 CO2排出量の4分の1に相当します。

 北九州市が公募して九州みらいエナジーやクラフティア、電源開発など5社が共同出資した
「ひびきウインドエナジー」が総事業費約1700億円をかけて建設しました。

 九電みらいエナジー株式会社の洋上風力部の関野裕泰課長、吉田直哉次長などから設置段階から
現在迄の様々なお話を聞かせて頂きました。この事業に携わった皆さんの熱い想いを感じることが出来ました。