福岡県議会では予算特別委員会の「第7款商工費」と「第8款県土整備部」についての予算審議が行われました。
私は県土整備部砂防課に対して「福岡県の土砂災害対策の推進について」議論を行いました。

<質問骨子>
・本県の新たな土砂災害警戒区域について
・福岡県で発生した土砂災害の内、土砂災害警戒区域外で発生した状況
・土砂災害警戒区域外で発生した土砂災害への対応
・新たな区域指定に向けた現地調査の進め方、予算に
・調査個所公表に伴う住民や自治体への対応
・本県の砂防事業及び急傾斜地崩壊対策事業の更なる推進
・土砂災害対策の推進に向けた県の決意

福岡県では平成29年の九州北部豪雨以降、令和5年の梅雨前線による大雨まで「大雨特別警戒」が6回も発表され、災害が発生しました。
現在本県では土砂災害警戒区域が18,281箇所あり、新たに13,662箇所が指定候補地として抽出されました。(昨年本県では久留米市等5箇所で土砂災害警戒区域外で災害が発生しています)
新たに指定された区域の地域への周知徹底をお願いすると共に、県土整備部として県民の生命や財産を守るための対応を強く要望しました。