福岡県議会「県民生活商工委員会」の管外視察で沖縄県を訪問しています。

◯国立劇場おきなわ
 浦添市にある「国立劇場おきなわ」を訪問しました。この施設は他の国立劇場と同様に独立行政法人日本芸術文化振興会の施設となります。劇場の管理・運営については、振興会から委託を受けた「公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団」が行っています。

 昭和47年の本土復帰の年に「組踊」は国の重要無形文化財に指定されました。しかし、組踊をはじめとする沖縄伝統芸能を公開する専用の施設がなく、また 技芸の正統な継承、伝承者養成、組織的な記録保存や調査研究を一元的に行う施設がないため、沖縄伝統芸能の保存振興を図る拠点施設として、「国立組踊劇場 (仮称)」の建設が沖縄県及び地元関係者から強く要望されました。

 その様な思いのもと、平成16年1月にこの施設は開館しまし。沖縄の伝統芸能を、広く一般の方々に鑑賞する機会を提供するために、ユネスコの世界無形文化遺産「組踊」や、国の重要無形文化財「琉球舞踊」など定期公演を行っています。加えて、沖縄の芸能に影響を与えた本土の芸能、アジア・太平洋地域の芸能も公演を行なっています。伝統文化を継承するために研修生として若い世代の方々も人間国宝の方々から芸を受け継いでいるとのことでした。

 琉球の芸能と文化にはとても関心があります。一度この様な施設で本格的な琉球伝統芸能を拝見してみたいと思いました。
(国立劇場沖縄ホームページ一部参照)