太平洋戦争が終結した1945年8月15日から数えて、今年で80年を迎えます。長崎県にある2つの日本遺産を訪問し、語り部の方からお話を聞かせて頂きました。

(針尾送信所)
鉄筋コンクリート製の三本の塔が自然豊かな西海橋周辺では異様に感じます。針尾無線塔は大正11年、旧日本海軍により4年と155万円(現在の価値で250億円相当!)の費用を投じて建設されました。3つの塔の高さ約136m、無線塔3本が300mの間隔を置いて正三角形に設定されています。
太平洋戦争開戦の真珠湾攻撃の暗号電文「ニイタカヤマノボレ1208」は、ここの無線塔で中継されたと言われています。

 2016年に日本遺産に認定された「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体感できるまち~」の構成文化財の一つとなっています。

(無窮洞)✳︎ むきゅうどう
 太平洋戦争時の(1943年)に当時の宮村国民学校の教師と小学生達が手で掘った巨大な防空壕です。
 防空壕の中で学校授業や生活ができるように、教壇を配置した教室やトイレや炊事場、食料倉庫まで作られていました。当時4年生以上の児童がツルハシで堀り進み、女子生徒がノミで仕上げたとのことです。

 8月9日は長崎で原子爆弾が投下され多くの犠牲者を出した日を迎えます。私も前日に長崎に入り講演や被爆者に対して寄附金の贈呈などする会合に参加します。
 今の日本の平和は多くの先人の皆様の犠牲の上に成り立っていることを決して忘れてはいけません。